黒いこと

 実際、造形系のイベントでも転売する奴はごろごろいる。
先頭集団に、親子連れで並ぶ常連一家や、あからさまに住所不定無職な
自由人達を一限販売の列へ忍び込ませる(つーか、臭い)堅気なんだか
その筋の人なんだか分からない人など、同人誌系のイベントより、えぐい輩が大勢いる。


ワンダーフェスティバル(WF)などは
徹夜が半ば公認&野放し状態であるし、無秩序感やぐだぐだ感は、より
高いのかもしれない。某DOLL系のイベント行った時も、帰りに都産貿1Fの
ロビーにある座席にグルッとうまったルンペンな人と、それを仕切る肌着に
セーターな奴をみた時は、めまいがしたものだ。


売れればそれでいい、自分が欲しいものが買え、実害が無ければいいと思うそんな
人達もいるかもしれない。だが、実害が起きてからでは、遅すぎるのではないだろうか。
今の状態は、例えるなら焼き畑農業だ。しかも、木々(作品)の成長よりも何10倍も早い
速度で進行している。


欲には際限が無く、且つ果てしない。金銭欲ならなおさらの事
先のことを考えず、刈りつくすだけの輩を野放しにする事は出来ないと
思うのは、極端だろうか。『何か』有ってからでは遅い、認識の甘さは
それこそ現実の一例として、この間のJR事故で明確にされているのではなかろうか。


別にイベントで人死にが出るわけでも無いが、認識の齟齬という点では
同じ事ではないかと考えている次第である。