今日のeneloop追試験

さて、Xperiaタッチ&トライと同日に発売された
SANYOのeneloop stick Boosterですが、イベントにも
持ち込んだ通り、動作がおかしい部分があるようなので
一つ実験をしてみました。


被験者:HT-03A - 赤 -
実験目的:eneloop stick booster動作試験
実験内容:電源0から、満充電までの充電状況の推移


HT-03A、充電0で電源が切れた状態から
PowerOnし、そのまま充電を続ける。

電源上がってきて、まずは1%から
2本使い切ってここまで

え?えっ?ぇぇ〜マジで?
27%しか充電出来てないorzなんか嫌な予感が・・・
電池を入替え追充電を続ける。

2巡目の完了・・・53%
先ほどの完了が27%x2本=54%、計算としてはほぼ合ってる
さらに単3を交換し、追充電を続ける。

6本使用、77%
電源Onしただけとはいえ、初期起動でk-9mailやらtwidroidが
立ち上がるので、恐らく通信して電力を消費しているのだろうけど
それにしても、充電率が悪い。

これでフル充電完了。実際にはもっと掛ってますが、
2本x3セット=6本で、90分x3=270分=4時間30分
かかる計算ですね。HT-03Aは元々電気食いではありましたが、
ここまで食われるとは予想外でした。

で、1回目の実験終了。次は、電源OFFでの充電実験を行います。




2回目
被験者:同じ
実験目的:eneloop stick booster動作試験
実験内容:電源0から、HT-03Aの電源を切ったままでの満充電までの充電状況の推移

起動したままだと、各種通信やアイドルで電源を消費します。
そのロスをなくした状態だと、どこまで変わるのか見てみましょう。
今回は、ケーブルがリトラクタブルケーブルに変わっています。
前回のケーブルは、同じSanyoのUSB充電器付属品でしたが、
アレ充電専用で通信用の信号線が入っていないという代物で
PDA使いにとっては、かなりいやらしいケーブルな為、使用するのやめました。

んで、小一時間半
充電ランプ消灯後、起動させた状態がこれです。
57%まで充電完了、いや〜これにはビックリ
アイドル状態でも、かなり通信やなにやらで電気を消費
するのですね、HT-03A。さらに入れ替えて2回目の充電

そして、充電完了
2セット目全て使い切る前に充電が完了しました。
94%で、グリーンランプが点灯しているのが少し気になります。

もう暫く充電すると満充電で、エネ棒も残終了へ
これで充電完了。電源OFFでの充電は、ほぼ
2本x2セット=4本で90分x2=180分=3時間
かかる計算です。


eneloop単3の表示電気容量が、1本で1.2V 1900mAh
HT-03Aのバッテリーが、3.7Vで1340mAhですので
eneloop stick boosterが、昇圧で5V 500mAの出力をしていると
考慮すると、2本で900mAhぐらいの容量になるかと
予想していましたが、そんなには甘くないようですね。
HT-03A自身の消耗とエネ棒の電圧変換のロスがかなり
あるようです。その日のスケジュールに合わせて
予備のeneloopを持ち歩くのが、賢いやりかたでしょうか。


個人的には、モバイルバッテリーの日常的な使い方が
電源ON状態でのバッテリー継ぎ足しとして使っているので
今回の実験により、enaloop棒は出力容量に、少々物足りない
部分がある子であることが、判明してしまいました。

以前使っていた、APCのモバイルパワーパック(というか、まだ現役ですが)
の代用としてエネ棒をと考えていました。ただ、APCのだと
HT-03A電源ON時でフル充電x2近くの容量は備えていたので
ちょっと物足りない感じです。APCのバッテリーは在庫を探すと
もうずいぶん前に終息になってしまったようで、在庫は
何処にもないようです。


APCも最近はへたってきて、1回分の充電しか出来なくなってきたので
予備としてeneloop棒を使い、さらに別のモバイルバッテリーを
探す必要も出てきました(=ω=−3
次回は、Nexus Oneでも同様の実験を試みたいかと。