今秋の中級1眼レフ仕様を比較してみる

暇〜ではないのだけど、待望のα700発表に当たって
他社の一眼中級機とのスペック比較なぞしてみる。


EOS 40D D300 α700 K10D
センサー 1010万CMOS 1230万CMOS 1224万CMOS 1020万CCD
センサーサイズ 22.2×14.8mm 23.6×15.8mm 23.5×15.6mm 23.5×15.7mm
エンジン DIGIC III EXPEED BIONZ PRIME
ISO 100~1600(3200) (100)200〜3200(6400) 100~3200(6400) 100~1600
RAW 14bit 12/14bit 12bit 12bit
手ブレ 2~4段(レンズ) 3段(レンズ) 2.5~4段 2.5~4段
連射(/1sec) 6.5枚 6枚(ノーマル)、8枚(縦グリ使用時) 3枚、5枚(ドライブモード時) 3枚
採光 35分割 1005分割RGB 40分割 16分割
レリーズ 10万回 15万回 10万回 10万回
シャッター 1/8000〜1/30(バルブ) 1/8000〜1/30(バルブ) 1/8000〜1/30(バルブ) 1/4000~1/30(バルブ)
レリーズタイムラグ 59ms 45ms(12bit時) 66ms 100ms以上?(非公開)
起動時間 0.15秒 0.13秒 0.2秒 0.3秒
Afセンサー 9点(全クロス) 51点in15点(中央クロス) 11点in2点(中央クロス) 11点in9点(クロス)
Af感度 F2.8x4、F5.6x9 〜F5.6 F2.8(中央)
ファインダー視野率 95% 100% 95% 95%
ファインダー倍率 0.95倍 0.94倍 0.9倍 0.95倍
ファインダー交換
背面液晶 3.0inch/23万画素 3.0inch/92万画素 3.0inch/92万画素 2.5inch21万画素
ライブビュー 有り(AF時切) 有り(AF時持続) 無し 無し
白黒飛び補正 2段(AEB=露出補正) 1段(アクティブD-ライティング) 5段(Dレンジオプテマイザー) 3段(拡張ブラケット)
ダストt 超音波振動+画像補正 ピエゾ素子駆動(ローパス駆動式) 補正+ARコート+手ブレ 撮像素子駆動およびSPコート
防滴防塵 カバー、グリップ ボタン、接点シーリング ボタン、ダイアル、スロット フルシーリング
撮影枚数/1バッテリー

650枚 500枚
メディア Cfx1 Cf(UDMA)x1 Cfx1(UDMA)+MSDuoHGx1 Sd(SDHC)x1
サイズ 145.5×73.5×107.8mm 147×114×74mm 141.7×104.8×79.7mm 141.5×101×70mm
重量 740g 825g 690g 710g
価格 148000円 228000円 178000円 118,400円(1万キャッシュバック)




126000円(縦繰り付き、1万キャッシュバック)

BG-E2N MB-D10 VG-C70AM D-BG2
縦グリ サイズ 不明 不明 不明 140×43×73.5mm
     重量 不明 不明 不明 235g

専用バッテリor単3 EN-EL4a or EN-EL4 or 単3 専用バッテリのみ、ボタン位置低め 専用バッテリのみ、SDカード収納
     価格 18900円 未定 33000円 20,528円


基本的にはWeb上のカタログや、サイトの記事より確認
ペンタのK10Dは新機種ではないですが、このクラスなら比較になりうるかと
にしても、見事に価格帯がバラバラですね。
ペン<キヤノン<ソニ<ニコ
上下で10万以上の差があるのは果たして
比較の対象になりうるのか、まとめてみてから疑問に思えてきた(´・ω・`)


公表されてるスペックも、それだけだとだけだと分からない部分もある。
縦グリの外寸とか、アンチダスト機構の差とか、防塵防滴の度合いとか


ゴミ取りの機構なんて、各社様々なので、じゃあどこが一番優れているのよ?
ってコトになると、基準値がないので比較しにくい。
まあ、こんな記事もありますけど
http://dslcamera.ptzn.com/article/1919/drtest-pxif
手ブレ機構流用のアンチダストは、あまり効果なし?確かに、ゴミ取り機能を銘打っていても
じゃあ、付いたゴミをココまで落とせますよって、実機によるデモをするメーカーって見たこと無いかも
デジカメ雑誌とか見ないので、そっちになら比較記事とかあるんですかねぇ。


防塵防滴も各社適応範囲が異なるので、これも一概にはなんとも
処理が同じだとしても、カタログ上の表現でどうとでもなったりするので
公称スペックを鵜呑みには出来ない。
だいたい、時計みたいに何気圧防水対応とかの数値もないので、ぱっと見判断しにくい。
まあ、水につけて撮影するコトなんて水中撮影以外あり得ないので、シュチュとしては
急な雨とか小雨の時にどれだけ耐えうるかなんでしょう。あとは汗かw
雨は意識しても、汗による水濡れって意識ないよねぇ。


実際どんなに数値を並べたところで、使って見ないとわからない部分(良さも悪さも含めて)
って多いよね。ライブビューとか、AF時に一端切れるようならいらないと思う。
フォーカス変える度に毎回秒単位のまばたきをするのは、意外とストレスが貯まるのです。
ファインダーの感覚をそのまま液晶に持ってくることに意味があるので、フレーミングだけ
できてもあまり意味はないかと、俺は思う。その点、NIKONの新機種は本物のライブビュー
らしいので、気になるところ。このWeb上の露出はあまりないので、実機を触れる機会を待ちたい。


で、結局比較はしても、買うのはα700なんですけど|∀・)・・・・・
欲しかったのはα-7Dの後継、α100がαsweetDMarkⅡなら、α700はα-7DMarkⅡに位置する
ものかと。個人的には、D-レンジオプティマイザーが、RAW撮りにも対応したことと高感度の
ノイズが減ったことで、変形しそうなあの会場でのフラッシュからの解放と、顔の黒潰れの
問題から解放されるのはかなりのアドバンテージ。質感は銀座で確認済みなので、問題なし。
縦グリップ付けても、縦横の違いを意識せずに使えることとか、安定感を保ったまま
ギリギリのラインで軽量化してるように思える。安定感の為に目方を増やしても、
長時間持ち手で撮影するのは至難の技。首からぶら下げて(ないしは持ち手で)4〜5時間ぶらぶら
する身としては、今回の軽量化は良い傾向だ。


冬に向けて色々とパワーアップしそうな予感