創作者を支えるという仕事

秋葉原通り魔事件で、騒然となった休日ですが
こちらにも動きがあったようです。
まゆたんブログ:思うこと。
つらい時期の思い出も、必要以上に感情的になることなく
かといってドライ過ぎず、今まであった出来事を静かに
書き連ねています。


それにしても編集者という仕事は、人を支える仕事ではなく
人にかしずかれる仕事なのでしょうか?「新城まゆ」や「快感フレーズ
といった名称は、ネット上で何度か目にすることはありましたが、最近の少女向け
作品の傾向が強い作風だったので、内容はあまり存じあげていません。
ですが、このBlogのエントリーの真摯さは、ひしひしと伝わってきます。
これを見た後では、橋口先生(と自称している人)のblogの軽薄さが目に付いてなりません。


そうそう、あちらの方も更新があったようですね。
橋口たかしのブログ - 酒井君へ
正直、個人攻撃について非難したはずなのに、雷句先生本人ではなくアシスタントの
方を名指しているのは、それ自身が個人を指定して非難している事にならないのかと
思えて仕方がありません。とりあえず、Topやプロフィール画像を自身のイラストにでも
差し替えたらいかがでしょうか?
サンデーの新作『最上の命医』自分はもう読みたくありません。このBlogを思い出してしまうので・・・


ところで、原稿の所有権について、小学館では(というか漫画連載の世界では)
キチンと契約書が交わされているのでしょうか?なんとなく、報道やTVなどの
仕事に近い印象があるので、口約束がほとんどの様な気がしますが、裁判になった場合
口頭や暗黙の了解(通例?)の契約って、どれだけの有効力があるのでしょうか。
今回の裁判によって、利するところがあるとすれば、作家と出版社側にキチンとした
契約書を交わさなければいけなくなるような仕組みを確立する事は、裁判の進め方
によっては、可能になるかもしれませんね。


※無学なので、元々契約書はあるよ。というのであればゴメンナサイ


今回の騒動は根が深くなりそうなので、しばらく見守って行くことにするとします。


追記
http://d.hatena.ne.jp/hagex/20080607(少年サンデーは漫画界の船場吉兆のような体たらくだな - NC-15)
ちょっと、内部よりなお話
それにしても、船場吉兆か、歴史が長くなるとれそれ相応に膿も内包するものなのでしょうかねぇ
船場吉兆よりひでえ:小学館(2)次々に出てくる内部告発 - NC-15はてなブ
その2もでたー
針の穴一穴で崩壊したのは、まさしく船場吉兆なのですが
どうするんでしょうね。というか、今が他の出版社としては
サンデー系作家とコネ作るチャンスなのかも知れませんね。